前々日の予行の日は32度、20日の体育祭の日は13度。しかも霧雨まじりの曇天。開催が危ぶまれましたが、寒さを吹き飛ばす子供たちの熱意で、令和5年度体育祭は大成功に終わりました。それにしても、涙が出そうなほど感動したのは、なぜなのでしょうか。制限がないから?子供たちが一生懸命だから?素直な子供たちの感情、喜怒哀楽に触れたから?笑顔と本気の子供の姿を見たから?たぶん、すべてだと思います。
体育祭は、入場行進からスタートしました。(入場行進は3年ぶりです。)
1年生4名による開式の言葉です。元気な声が会場に響き渡りました。
エール交換は、小中別に行われました。
徒競走です。1年生から9年生まで、学年ごとに競い合いました。
団体競技は、1・2年生は玉入れです。1年生、2年生、学年別に2回の合計数で競い合いました。
3・4年生は大玉転がし。最後の最後に大逆転が・・・・。
5・6年生は綱引き。勝利をつかんだのは、不利な立場の(はずの)紅組でした。
7年生は「魔法のじゅうたん」見た目以上に体力勝負の競技です。
8年生は「五本綱」戦略を練って、力勝負にスピード勝負。見応えがありました。
9年生は「むかで2023」ここでも最後の最後に・・・・。涙する子供も。
そして、3年ぶりの復活、7~9年生による「扇の舞」「風神の舞・雷神の舞」です。女子生徒のあでやかな舞、男子生徒の逞しい舞に、心打たれます。
合同競技は、4・7年生が「ごりごりきんにくん!」筋肉は嘘をつきません?
5・9年生は、「スーパーごーきゅうーブラザース」
2・6年生は「これが日本のヒーローだ!」校長先生が出す写真(大谷選手や三苫選手など)と一致すれば、ゴールできます。
3・8年生は、「玉入れ、させない?」でも、80個以上入ってました!
1年生は、親子技能走にも挑戦です。かわいい1年生!
そして、7・8・9年生による応援合戦!紅軍も白軍も、見事としかいいようがありません。
選抜リレーは初等部(1~4年生)、中等部(5~7年生)、高等部(8・9年生男女別)に別れ、自慢の脚を競い合いました。リレー競技は、競技する子供も応援する子供も、本気の本気です。リレーでしかでない力を発揮します。
そして、閉会式。結果発表では生徒会が、どきどきの演出をしてくれました。不安そうな表情の子供。発表を聞いて大歓声を上げる子供。こんなに感情を爆発させる子供たちを、初めて見ました。
総合優勝は紅軍!
写真を選んでいて、気が付いたことがあります。どの写真にも、笑顔や真剣な表情、喜怒哀楽にあふれた表情が写っています。気持ちの入らない表情をしている子供が一人もいないのです。これです。涙が出るほど感動した理由は。
体育祭を開催できたのも、来賓のみなさま、保護者の皆様、地域のみなさまのご協力があってこそ。心より感謝申し上げます。
体育祭を終え、ほっとした気分になるまもなく、「よし!頑張るぞ!」と思う職員一同です。