本校第2体育館において、8年生を対象に、立春式が行われました。
三戸町の立春式は、8学年生徒が、14歳を迎えるにあたり、これまでの成長を祝福し今後の健やかな成長を願うとともに、生徒たちが自己を見つめ直し、社会の一員としての自覚をもつことをねらって行われています。三戸町では、昭和40年度に三戸ロータリークラブが提唱してから、現在まで続いており、長い伝統に培われています。(三戸町14歳立春式のしおりより抜粋)
式典が始まりました。慶長隆光教育長より、「自覚、自分だけでなく他者の視点に立って考える人になろう。」「立志、夢の実現のための誓いを立てよう。」「そして健康、心身共に健康であることは、誓いの実現のために必要。ぜひ努力してほしい。」との式辞をいただきました。
来賓の三戸町町長松尾和彦様より、「昭和40年以来という、県内で最も古い歴史をもつ立春式。14歳を人生の重要な出発のときととらえ、力強く逞しく羽ばたいてほしい。」との祝辞を頂きました。また、福井藩士橋本左内が15歳の時に記した啓発録から、五訓を引用し、「あまえやわがままを捨て、油断せず努力し、志を立て、正しく生き、互いに切磋琢磨できる友をもつ。」とのお言葉を頂きました。
三戸町教育委員 小山田孝兆様より、代表生徒3名に「自覚」「立志」「健康」の盾が贈られました。
14歳の決意。代表生徒、簗田涼佑さんが、決意を述べました。
前生徒会長、9年生越後政哉さんから、「夢を持つこと、そのために努力すること。そして信頼できる仲間を持つこと。それが大事だと思う。」とエールが贈られました。
スライドショーをはさんで、8学年全生徒による立志宣言です。一人一人の気持ちが伝わる決意が披露されます。
記念合唱は、混声三部合唱「ひまわりの約束」を歌いました。厚いハーモニーと澄んだ声が、心を打ちます。吹奏楽部の伴奏も見事でした。
本校校長、島守詩子より、「志とは、自他の幸せを願い、行動するもの。志の実現のための実践をしてほしい。」との激励の言葉がありました。
この後、記念講演。ワインソムリエの林高志より、「夢を叶えるために私が歩んできた道」と題して、記念講演を頂きました。
私たち8年生は、今日から新たな決意の下にスタートを切ります。地域のみなさま、保護者のみなさま、見守っていてください。応援してください。頑張ります。