１２月２日（土）午前、本校第２体育館において、１～９年生が参加して、「小中一貫三戸学園三戸小学校１５０周年記念式典」が行われました。

国歌斉唱から、式典は始まりました。

続いて、校長式辞です。島守詩子校長より、１５０年という歴史の重みについて「明治６年７月３１日に開校した三戸小学校は、幾多の戦火や災害を乗り超え、歴史を重み重ねてきた。」との式辞のあと、児童生徒に向けて、「三戸小学校の新しい未来を、作っていきましょう。」との力強い言葉がありました。

慶長隆光三戸町教育長より、「平成２５年に、新しい時代に挑戦すべく、小中一貫校としてスタートを切ったこと。そして、これからの時代の変化に対応しつつ、不易と流行を踏まえて、時代を切り開く人材を育てる使命が、我々にはある。」との告辞がありました。

功労者の表彰です。元校長、歴代ＰＴＡ会長、永年勤続職員に感謝状が贈られました。

ご来賓の三戸町町長、松尾和彦様より、校章のもつ意味についてお話頂きました。「施設一体型の小中一貫校としての高い志をもってほしい。」そして、「生きる力を育み、未来に羽ばたくことを願っています。みんなで子供たちを支えて生きましょう。」との祝辞を頂きました。

児童代表「喜びの言葉」は６年生、高橋璃帆さん。「コロナ禍で苦しい学校生活を強いられましたが、地域のみなさま、保護者の皆様にささえられ、今、乗り越えることができました。」「小中一貫校として、先輩方の背中を見て、未来に心をつないでいきたい。」と、誓いが述べられました。

校歌を小学生は斉唱、中学生は三部合唱で歌い、式を閉じました。１～９年生が歌う校歌に、感動したとのお言葉を、来賓の方々から頂きました。

小学校吹奏楽部による、記念演奏が披露されました。透明で、重厚な音に心が動きます。

今日の式典を締めくくるのは、全校児童生徒による記念合唱「ビリーブ」です。伴奏は、本校吹奏楽部です。１番は小学生が二部合唱で、２番は中学生も加わり歌いました。小学生の澄んだ声、中学生の重厚なハーモニーが響き渡り、涙が出ました。全校児童生徒想いが伝わる素晴らしい式典になりました。

１５０年・・・・。明治６年の開校以来、幾多の困難、戦乱、統廃合を繰り返し、三戸小学校があります。これからも、三戸の象徴として、小中一貫三戸学園三戸小学校、そして、三戸中学校。地域のみなさま、保護者の皆様、卒業生のみなさま、これからも、よろしくお願いいたします。